生活音について
集合住宅で一番多いトラブルが音に関すること。
生活音を完全に防ぐのは無理ですが、ご近所の方に迷惑がかからないよう、充分に配慮することが必要です。
自分では気にならない音が、他人には不愉快な思いをさせることもありますので、お互いマナーをよく守るように心がけましょう。
問題です。深夜に、入浴したり掃除機や洗濯機をかけたり。
これって、やってもいい? それともダメ?- 答えはもちろん「ダメ」。
深夜の入浴は、とくに集合住宅ではパイプやダクトを伝って意外と響くものです。掃除機や洗濯機も、静かな深夜には大きな騒音となりかねません。
周囲の方の睡眠の妨げにならないように気をつけましょう。 家具を移動する時は、引きずっていい? それともダメ?
- 答えはこれも「ダメ」。
家具を動かす音もフローリングの部屋などでは周囲に非常に響きます。
よく動かすイスなどは、脚部にフェルトシートなどの引きずり音防止材を貼り、なるべく振動音が出さないように対処しておくといいでしょう。 ピアノやスピーカーを設置する際は、壁から少し離したほうがいい?ぴったりつけたほうがいい?
- 答えは「少し離したほうがいい」。
壁から離して置くことで、振動や音もれを少しでも抑えることができます。
さらに市販の防音マットを敷くのもいいでしょう。
楽器やオーディオ機器を使用する時には、必ず窓を閉めるようにしてください。
深夜、早朝の使用は、控えるようにしましょう。